はじめに
以前の記事で、プジョー5008の電装系エラー(ブレーキシステム警告・パワーステアリング警告・ワイパー誤作動が同時発生)について、原因がサンルーフへ向かう配線のショートだったことをお伝えしました。
ただ、その後SNSや5ch等のプジョーオーナーの声を追ってみると、同じような「複数の警告灯が一気に点灯する」症状でも、原因はサンルーフ配線だけとは限らないことが分かってきました。この記事では、実体験と他オーナーの情報をもとに、調べてわかった原因パターンを整理してみます。
注意: 症状が似ていても原因は車両ごとに異なります。この記事はあくまで「こういうケースもある」という参考情報であり、実際の原因特定には整備工場・ディーラーでの診断が必須です。
原因①:サンルーフ配線のショート(筆者の実体験)
筆者の5008(2020年式)で実際に発生したケースです。数日前からサンルーフ・シェードが動かなくなっていたのを放置していたところ、ある日エンジン始動時にブレーキシステム故障・パワステ故障の警告が同時表示され、実際にパワステが効かなくなる事態に発展しました。
原因はサンルーフへ向かう配線のショートで、そこから電装系全体にエラーが波及していました。
- 修理費用:171,800円(バッテリー交換・診断料・ハーネス部品代・工賃の合計、詳細は前回記事参照)
- 特徴: サンルーフやシェードの動作不良が事前の予兆として出ていた
原因②:バッテリーの劣化
複数の警告灯が同時点灯する原因として、シンプルにバッテリーの電圧低下が引き金になっているケースも報告されています。特にアイドリングストップ機構搭載車は、通常のバッテリーより負荷が大きいぶん劣化のサインが電装系エラーとして出やすい傾向があるようです。
筆者自身、アイドリングストップ車用のバッテリーを見積もった際の費用感は以下の通りでした(あくまで一例、グレードや業者によって変動します)。
- バッテリー本体:32,000円(アイスト車対応バッテリーは通常より割高)
- 工賃:5,500円
バッテリー起因の場合、配線トラブルなどに比べれば比較的原因特定・対応がしやすい部類と言えそうです。
原因③:ABSセンサーの故障
5chのプジョーオーナー掲示板では、ABSセンサーの故障が複数の警告灯点灯の引き金になったという報告も見られました。ABSセンサーは走行中の衝撃などで破損することがあり、経年劣化や断線によって異常が生じるケースもあるようです。
費用感については、一般的な情報として以下のような幅があります。
- センサー単体の交換:1万円台〜2万円台程度という情報が多く見られる
- ABSユニット本体の不具合まで発展すると、十数万円規模になることもあるという声も
輸入車は部品代が国産車より高くなりやすく、車種や状態によって費用の幅がかなり大きいのが実情のようです。正確な費用は、実際に診断を受けてみないと分からないというのが正直なところです。
まとめ:症状が同じでも原因はさまざま
今回まとめたように、「複数の警告灯が同時に点灯する」という同じような症状でも、原因はサンルーフ配線、バッテリー劣化、ABSセンサー故障など複数考えられます。ネットの情報だけで自己判断せず、まずは整備工場やディーラーでダイアグ診断(コンピューター診断)を受けるのが結局は一番の近道だと感じています。
同じ症状で困っているプジョーオーナーの方の参考に、少しでもなれば幸いです。
本記事のうち、筆者の実体験以外の情報(他オーナー事例・費用相場)はインターネット上の情報を基にした参考値です。実際の原因・費用は車両の状態や整備工場によって異なりますので、正確な診断は専門業者にご確認ください。


